このページでは、住友林業のデメリットを紹介します。
デメリットを知っていただき、皆さんのハウスメーカー選びの参考にしていただければと思います。
坪単価が高い
住友林業はハウスメーカーの中でも、坪単価は業界でも上位クラスです。
主要ハウスメーカー坪単価ランキング
順位 | ハウスメーカー | 坪単価 |
1位 | 積水ハウス | 約130〜140万円 |
2位 | パナソニックホームズ | 約120〜130万円 |
3位 | へーベルハウス | 約110〜130万円 |
4位 | 住友林業 | 約100〜130万円 |
5位 | 三井ホーム | 約100〜120万円 |
6位 | ダイワハウス | 約95〜120万円 |
7位 | ミサワホーム | 約90〜110万円 |
8位 | セキスイハイム | 約95〜105万円 |
9位 | トヨタホーム | 約90〜100万円 |
10位 | 一条工務店 | 約70〜100万円 |
あれ、そんなに上位ではない気がするけども・・・
そうなんです、この坪単価の定義や計算方法が各サイトで違っており、どれが正確な情報なの?って感じです。
例)坪単価=本体工事費のみ計算する場合、建物総額(税抜)の場合、建物総額(税込)の場合など様々
なので、坪単価の情報は、参考程度に考えて良いと思います。
と言ってしまうと、住友利業は高いのか?疑問が残ると思いますので、ここで我が家の実際の坪単価をお伝えします。
我が家の坪単価は132万円でした! 約31坪で4,100万(税込) ※2024年5月着工合意時点
この金額は、本体価格、オプション価格、インテリアの金額、付帯工事、諸経費、消費税も含んだ総額です。
それぞれ明細を細かく確認したい場合は、こちらのページ(見積もり公開)で公開しているのでご確認ください。
断熱性能が中位レベル
住友林業の断熱性能は、他ハウスメーカーと比べてトップクラスではないです。
ただし、トップクラスではないだけで決して悪いわけではありません。
順位 | ハウスメーカー | UA値(W/m2・K) |
1位 | 一条工務店 | 0.25 |
2位 | スウェーデンハウス | 0.36 |
3位 | アイ工務店 | 0.4 |
4位 | 三井ホーム | 0.43 |
5位 | ミサワホーム | 0.44 |
6位 | セキスイハイム | 0.46 |
7位 | 住友林業 | 0.56 |
8位 | ヘーベルハウス | 0.6 |
9位 | パナソニックホームズ | 0.6 |
※標準仕様の場合の数字。高断熱仕様の商品や、延床面積、間取りなどでUA値は変わります。
※非公表のメーカーもあります。
現在の家づくりにおいては、断熱性能を一番の売り文句にしているメーカーは多いです。
また、Youtubeやその他の多くのメディアでも断熱を取り上げたコンテンツで溢れています。
そうした情報に私たちも最初は踊らされ、断熱が最も大切なんだと錯覚しましたよ。
大手ハウスメーカーおよび工務店でも、UA値、C値、Q値を0.1良くするために、
トリプルガラスにすべき
オール樹脂サッシがマスト
追加料金でも床下断熱をすべき
などと言っていますが、
少なくとも、住友林業で標準仕様の家であれば、夏に熱すぎる、冬に寒すぎることは決してないです。
家をつくる全員がトップクラスの断熱性能を導入すべきわけではないと思います。
気になる冷暖房の光熱費ですが、断熱性能を上げるための投資と、光熱費を比較した良いサイトがあったので紹介します ↓↓
【断熱性による光熱費削減は実は大したことがない?実態を検証しました!】
ちなみに我が家はUA値0.48です。
関東地方の家なら、東北地方の断熱等級5をクリアするという基準で建設するそうです。
実際に調べると、住友林業の家で、冬場は床暖房があればエアコンをつけてない人の声がたくさん出てきます。
冬に家の中で半袖短パンで生活したいなら別だと思いますが、そうでない限りは、不安がる必要はないと思います。
ここは私たちも実際に住んでみてどうなるかをお伝えできればと思います!
断熱性能主義の煽りには注意深く対応することをオススメします。
標準が第3種換気システム
住宅用の24時間換気システム
第3種換気システムは、主に中価格帯メーカーが採用している仕様なので、高価格帯の住友林業が採用しているのは少々驚きでした。
※オプションで第1種換気にすることも可能です。
他メーカーの営業さんからは、「第3種換気は、自然吸気の方式になるので、せっかくの高気密の家の壁に穴が開いているのと同じことですよ」なんて言われたこともあります。
これは正論過ぎてショックですよね。。
我々も、できるなら熱交換器付き第1種換気にして、住み心地よく、冷暖房費を抑えた生活をしたいと思っていました。では、なぜ導入しなかったのかというと、は2つあります。
・オプション費用は120万円程度かかる
・窓を開ける生活をしていれば意味が薄れるシステムだから
120万程度と言われて驚きましたが、そんなにかかるなら、キッチンと食洗器のグレードを上げる方がいいじゃん!と思えました。
あとは、我々が窓を開けて生活するのが好きで、春や秋は窓を開けてそよ風を感じたい人間なんです。窓を開ける生活が1年の中で1/3の期間くらいあるなら、まあいいか。と思えたので、諦めました。
第1種換気、第3種換気どちらが良いというのは、人それぞれなので、しっかり吟味して決めたいですね。
最後に
どのハウスメーカーにも必ずデメリットはあると思います。我々が住友林業に決めた理由として、住友林業のデメリットなら寄り添えると思えたことが、決め手だったと思います。
皆さんも、メーカー選定の際は、ぜひメリットとデメリットをしっかりと並べたうえで、絶対ほしいメリット、寄り添えるデメリットというのを整理したうえで、メーカー選びをしていただけたらと思います。