ハウスメーカーを決めるのはとても難しい決断ですよね。
私たちもハウスメーカーの特徴など何もわからないところから、とりあえず8社に案内を声をかけて、散々迷って住友林業に決めましたが、数ある中で住友林業に決めた理由をお伝えしたいと思います。
見た目がとにかく「かっこいい」
私の中で住友林業の家といえば「かっこいい家」であり、私が住友林業と契約した最大の理由です。 スタイリッシュな外観、たて・よこが揃った直線の美しさ、唯一無二の木質感。この一つ一つが組み合わさり「かっこいい」になるのですが、一つ一つが、住友林業で考え抜かれたデザインへのこだわりなんだと思います。それくらい見た目には力を入れているメーカーで間違いないです。
その中でも以下、私が惚れ込んでてしまったオススメかっこいいポイントを4つ紹介します。
・圧倒的な木質感
・吹付外壁
・深い軒
・大開口
圧倒的木質感
・・・惚れちゃいますよね。
木をふんだんに使った内装というのは住友林業の大得意な部分で、他社には真似できないデザイン力を誇っています。このような内装が素敵だと感じるようであれば、住友林業は選択肢からは外せないはずです。
吹付外壁
吹付外壁とは、吹き付け機械(エアレススプレーなど)を使って霧状にした塗料を、吹き付けて外壁を塗装する方法です。
この吹付外壁のかっこよさに心を奪われてしまい、吹付外壁を得意とする住友林業と三井ホームの2社で最後まで迷っていました。
一般的に、家の外壁は以下の3種類に分けられます
1.サイディング
2.タイル
3.吹付塗装
私が目地がなく最もスタイリッシュだと感じたのが、この吹付塗装です。
逆に、サイディングやタイルは、部材と部材をつなげて一つ壁にするので、どうしても継ぎ目ができます。
線に見える部分が目地です。 これがないのが吹付外壁です。
ちなみに、住友林業の吹付外壁は2種類あります。(どちらも標準仕様)
1.シーサンドコート
シーサンドコートとはエスケー化研が住友林業に独自提供している吹き付け外壁材です。なので住友林業以外の住宅ではシーサンドコートを使用することはできません。
最大の特徴はなんといってもその質感で、珊瑚や貝などの自然素材が含まれているため、太陽の光が当たるとキラキラとします。
2.SODO(そうど)
自然素材の「藁すき」を使っており、シーサンドコートよりもマットな質感で、土壁のような素朴な印象を与える素材です。
日本各地をイメージした10種類のカラーがあり、どれも落ち着いた和モダンな外壁を演出できます。
なお、吹付外壁は得意なメーカー以外で施工するとひび割れや劣化が早くなるなどのデメリットがあるので、注意が必要です。
深い軒
彫りが深い欧米人みたいな見た目でかっこいいですよね。
写真のような、深い軒の寄棟屋根にしたくて、それを得意とする住友林業にしました。
軒が深いメリットは見た目だけではなく、夏は日中の陽射しをカットし、逆に冬は室内に陽射しを取り込めるという素晴らしいメリットがあり、それも決め手の一つです。
軒の長さはオプションで長くすることもできます。
大開口
住友林業の家のリビングは、窓が大きくて広い。
広々としたリビングで、明るい陽射しに囲まれて過ごしたい。という理想が叶えられる家は住友林業しかない。そう感じました。
性能の標準スペックが高い
家の性能には、耐震性能、断熱性能、などがありますが、住友林業は、他メーカーと比べてどれも、最低でも80点くらいが取れる仕様になっていると思います。
もし住友林業が、極端に弱いポイントがあったら、私は住友林業を選んでいなかったかもしれません。
例えば、断熱性能は100点だけど、デザインは50点なメーカーなどは結構あると思います。
そういった面で住友林業は、どこのメーカーでも必ずあるデメリットが比較的小さめなメーカーだと思います。
住友林業の標準スペック
・耐震等級:耐震等級3(最高評価)
・断熱等級:断熱等級5以上
耐震等級について
耐震等級の最高ランクの3は、「数百年に一度発生するような大きな地震を受けても軽微な修繕を行えば住み続けられる想定の家」というのが定義のようですが、住友林業は独自で、阪神・淡路大震災の加速度の4倍に相当する地震が繰り返し発生しても耐え得る耐震実験を行なっているようです。
ちなみに、耐震等級3の認定を受けると、大きな地震に耐えられるだけでなく、地震保険の料金が割引されるなどのメリットも存在します。
断熱等級について
住友林業は標準仕様で、断熱等級5を取れるように設計してくれます。
私が住んでいる地域は下図の「6地域」なので断熱等級5は、UA値0.6以下が基準です。
断熱等級 | 地域区分 | |||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | |
夕張等 | 札幌等 | 盛岡等 | 仙台等 | 水戸等 | 東京等 | 熊本等 | 沖縄等 | |
等級7 | 0.20 | 0.20 | 0.20 | 0.23 | 0.26 | 0.26 | 0.26 | – |
等級6 | 0.28 | 0.28 | 0.28 | 0.34 | 0.46 | 0.46 | 0.46 | – |
等級5 | 0.40 | 0.40 | 0.50 | 0.50 | 0.60 | 0.60 | 0.60 | – |
等級4 | 0.46 | 0.46 | 0.56 | 0.75 | 0.87 | 0.87 | 0.87 | – |
ちなみに我が家のUA値は0.48です。窓を大きくしすぎなければ、標準仕様でも断熱等級6(6地域)に全然できたと思います。
「涼温房」設計の考え方に共感した
涼温房は、風、太陽、緑という自然の恵みを活かして、 夏のそよ風や冬の陽だまりのような心地よさを生み出す住友林業の設計手法です。
敷地ごとに周辺環境を考えながら、 風の流れや日差し、そして緑の特性を巧みに活かすことで、冷暖房機器に頼り切らない快適な住まいを実現します。
https://sfc.jp/ie/ryoonbo/
難しいことが書いてあるようですが、要するに
・気温が快適な春・秋などは、窓を開けてそよ風を感じながら生活したい
・寒い冬でも日差しが入る窓際で、ポカポカ暖かさを感じて過ごしたい
四季の自然を感じながら生活したい。というようなイメージです。
それを実現するために、設計士が、家の中の風の流れや、軒の出によって太陽光の入り方を計算したり、庭にシンボルツリーを植えて道路からの目隠しや、植栽による放射熱のカットなどを考えた提案がありました。
私の実家が、いわゆる日本家屋で、まさにそうした生活を幼少期からしてきていました。(夏場でも夜はクーラーなしでも本当に涼しいですし、冬は陽の当たる窓際で昼寝してました。)
なので、おのずと「 夏のそよ風や、冬の陽だまりを感じながらの生活」を望む深層心理が心の中にあったのだと思います。
逆に、○条工務店さんや、他メーカーなどで推している、超断熱に振り切った家は、家の窓を少なく小さく設計しますし、さらに今流行りの24時間換気を推しているメーカーなどは、基本的には窓を開けないで生活するスタイルを推奨していましたね。
最後に
住友林業のかっこいい家は、ネットやインスタで探せばたくさん出てきますが、私の圧倒的おすすめは、自家自賛 とYoutubeのTHE ROOM TOURです。
これは住友林業の実例を見まくった私が行き着いた最強教材です。
・自家自賛(住友林業のステキなおうち集です)
バックナンバーから100以上の実例が見られます。
・Room tour(施主が自分のお家を紹介している動画です)
「住友林業で建てた31坪のおうち」みたいな投稿がたくさんあるので検索してみてください。
注文住宅が建てたい。と思った時には、どんな家を建てたいかというイメージが具現化できていないと思いますが、この2つのサイトの中で住友林業のかっこいい家を見るたびに、自分もこういう家が建てたいと思うようになりました。
共感いただけるポイントが多い人は、ほぼ間違いなく住友林業が合っていると思います。
他の記事も合わせてチェックして、住友林業の理解を深めてみてください。
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